飯田人形がここまで
鈴木賢一のひな人形にこだわる理由
「本当にいいものを作る」その物つくりのプライドを感じるところです。
鈴木賢一さんという、真の芸術家の作品を徹底的に大切に扱う姿勢が飯田人形は大好きなんです。
賢一のひな人形は、「本物」だから
どんな小さなことにも手を抜かず作り上げられています。

見た目の美しさ、姿かたちの高貴さ…
見ていると癒されるような安らかなゆったりしたお顔。
それは、賢一先生の理想とする究極の安らいだお顔「ほとけさま」にも通じるような、赤ちゃんを優しく見守ってくれる存在のひな人形だから。
小さなこだわりは、とっても気づきにくいところに現われてもいます。
使われるお道具は全て正絹。
小道具もできうる限りの最高級品です。
たとえばお殿様の顎紐の結びに使われる「房（ふさ）」これも正絹で、賢一のこだわりの「うつくしさ」に近づけるため、
人ができうる限りの「小ささ」で結ばれています。
（賢一雛と他の雛の結び目と比べてみてください）

烏帽子（殿のかぶっている帽子）は手作りで、貼り固めた特別製、その上に本金箔を貼り合わせています。
更に黒い菱形は、描いてあるのではなく黒い和紙を、丁寧に丁寧に金箔の上に職人が並べ、貼り込んでいます。
お姫様のお顔を決める「瞳」は丁寧に丁寧に、職人が何回も何回も書き込んだ「描き目」と呼ばれる心のこもった作業で描かれています。
どうかお買い上げの際には、そんな、賢一先生の「やさしく美しい才能」と、職人さんたちの「最高のものを作るという誇り」がたくさん詰まった賢一のひな人形を末永く愛していただけるよう、心より飯田人形は願っています。

人形作家「喜久絵」の木目込み制作実演会